公取委、J&Jの処分は見送りへ 事業譲渡先に排除措置命令

共同通信 2024年4月25日 05:00

 公正取引委員会は、内視鏡の洗浄器の販売に関し独禁法違反の疑いがあるとして、医薬品販売大手の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の日本法人(東京)とともに調査していた医薬品販売ASPJapan合同会社(同)に排除措置命令を出す方針を固めた。24日、関係者への取材で分かった。問題の事業が既にJ&JからASP社へ譲渡されているため、J&Jは処分対象から外れたもようだ。

 関係者によると、ASP社には既に処分案を通知した。

 J&Jは2017年3月ごろから、取引先の医療機器会社が製造する内視鏡の洗浄器を、自社が製造販売する消毒液しか使えない仕様に変更するなどした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧