月探査機スリム、3回目「越夜」 JAXAが通信再開

共同通信 2024年4月24日 11:58
 「SLIM(スリム)」のイメージ(JAXA提供)
 「SLIM(スリム)」のイメージ(JAXA提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、月面着陸をした探査機「SLIM(スリム)」との通信を再開したと発表した。昼間は110度、夜間は氷点下170度になる温度変化が繰り返される厳しい環境下で、想定していなかった3回目の「越夜」をした。

 着陸地点が夜になり3月30日未明から休眠状態だったが、太陽光が当たる昼になり発電を始めた。JAXAによると、23日夜にスリムからデータが送信されたことを確認した。主要機能は維持しているという。機体は高温になっており、動作確認は最低限にとどめた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧