米、ウクライナ支援を再開 9兆円の緊急予算成立
【ワシントン共同】米上院は23日、ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援する約608億ドル(約9兆4千億円)の緊急予算案を可決した。バイデン大統領が24日に署名して成立した。昨年末に予算はほぼ底をついていたが、弾薬や兵器の供与が本格再開する環境が整った。バイデン氏は声明で「われわれは民主主義と自由を支え、専制と抑圧に毅然と対抗する」と表明。数時間後に防空兵器など装備品の発送を開始するとした。
国防総省は第1弾として10億ドルの追加軍事支援を発表した。ウクライナのゼレンスキー大統領は24日「極めて重要な支援」と歓迎し「米国は民主主義の灯台、自由世界のリーダーとしての役割を強化した」と称賛した。
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