健保組合の保険料率が過去最高に 9・32%、赤字6578億円

共同通信 2024年4月23日 19:01
 健保組合の経常収支と保険料率の推移
 健保組合の経常収支と保険料率の推移

 健康保険組合連合会(健保連)は23日、大企業の社員らが加入する全国の健保組合の2024年度予算推計をまとめ、平均保険料率は前年度比0・05ポイント増の9・32%で過去最高になったと発表した。経常収支赤字額は6578億円で、前年度と比べて956億円膨らむ。高齢者医療の財政を支えるために拠出する「支援金」が増えたことなどが要因。

 健保連は4月1日時点で約1400組合が加盟する。うち赤字は前年度比103増の1194組合で86・6%を占めた。保険料率を引き上げたのは150組合、引き下げたのは75組合で、残りは据え置きだった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧