公園に母親置き去り、男に有罪 仙台地裁「身勝手な動機」
意識不明の母親=当時(86)=を車椅子で連れ出し、公園のベンチに置き去りにしたとして、保護責任者遺棄罪に問われた宮城県多賀城市の無職松田一明被告(58)に、仙台地裁は19日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。母親は病院に搬送された後、死亡していた。
須田雄一裁判官は「死亡すると葬儀代がかかると考え犯行に及んだ。身勝手な動機に酌量の余地はない」と述べた。一方で反省していることから執行猶予とした。
計画性がなく再犯の可能性も低いことから、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
9条改正、安保環境に懸念 違憲論解消は少数派
共同通信 -
改憲論議急ぐ必要ない65% 共同通信憲法世論調査
共同通信 -
指示役、現金数百万円所持 栃木夫婦遺体、経緯捜査
共同通信 -
中国フィッシング組織暗躍 統制強化で海外に拠点か
共同通信 -
海に車転落、70代男性死亡 北海道白老町
共同通信 -
「能登観光割」年内にも実施 旅行支援、半島の復興後押し
共同通信 -
村上世彰氏を装い投資詐欺 神戸で150万円超の被害
共同通信 -
医療過誤か、10代男性が死亡 神奈川、事故調査委を設置へ
共同通信 -
逮捕男の関係先から現金1千万円 報酬一部か、栃木夫婦遺体事件
共同通信 -
米大使、石垣・与那国を訪問へ 5月中旬、中国けん制が狙い
共同通信