ウクライナ北部にミサイル攻撃 人口密集地、14人死亡
【チェルニヒウ共同】ウクライナ北部チェルニヒウで17日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、ウクライナ当局によると、14人が死亡、子どもを含む60人以上が負傷した。中心部の人口密集地に、少なくとも3発のミサイルが撃ち込まれ、病院や教育機関、集合住宅、車数十台が被害を受けた。
現場では8階建ての建物の半分ほどが崩れ落ち、がれきの山ができていた。近くには損傷した車両。がれきを除去する重機や大型トラックがひっきりなしに行き交っていた。救助隊員らは下敷きになった人がいないか確認するため、大声で呼びかけていた。警察官らが男性の遺体を収容。顔に大きな傷があり、担当者が遺体の状態を確認していた。
ゼレンスキー大統領は「十分な防空装備を受け取っていれば(これほどの被害は)起こらなかっただろう」と支援強化を訴えた。
ウクライナ保安局(SBU)は16日までに、ロシア西部ブリャンスク州のレーダー設備を無人機攻撃で破壊。SBUの情報筋が共同通信に明らかにした。ロシアへの無人機攻撃などを実行しやすくなると主張した。
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