地下350メートル坑道を拡張 北海道の核ごみ研究施設
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下に埋める手法を調査する「幌延深地層研究センター」(北海道幌延町)は26日、拡張工事が完了した地下350メートルにある坑道を報道陣に公開した。最終処分技術の研究を進めるため、3カ所の試験スペースを新たに設けた。
350メートル地点の水平坑道は8の字形で、全長約800メートル。昨年6月から今年1月にかけて追加工事を行い、数十メートル掘り広げた。拡張した部分について、担当者は「英国や台湾など海外機関が参加する国際共同プロジェクトの研究にも活用する」と話した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
日本の技術で月面探査へ 開発進むルナクルーザー
共同通信 -
日本人はプラ削減意識が低い? 国際調査で「最下位」
共同通信 -
「スシテック東京2024」開幕 2050年を体感
共同通信 -
経産省、核ごみ調査申し入れ検討 佐賀・玄海町に
共同通信 -
宇宙ごみに接近、撮影成功 「世界初」、目標まで数百m
共同通信 -
「宇宙戦略基金」夏にも公募開始 政府、支援対象22項目を公表
共同通信 -
玄海町議会、核ごみ調査請願採択 隣接自治体に戸惑い「寝耳に水」
共同通信 -
IAEA、福島の処理水検証終了 放出一時停止、聞き取りも
共同通信 -
プラごみ垂れ流す蛇口オブジェ 汚染拡大に警鐘、カナダ
共同通信 -
山形知事、再エネ課税に前向き 自然保護と両立図る
共同通信